学校法人鵠沼幼稚園

〒251-0027 藤沢市鵠沼桜が岡3-5-20
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教育方針

園の教育目標

子どもの主体性を伸ばしていきます
子どもが自分で考え、行動できるような豊かな生活の場を、子ども達と保育者と一緒に作っていきます
人への愛情や信頼感を育てていきます
友達と一緒に生活する中で、互いに感情や意思を表現しながら、人を大切にする気持ちを育てていきます。

こうした、より良い保育環境を作っていくために、父母と保育者が共に理解し合い、協力し合っていきたいと思っております。

遊び重視の教育~遊びを通して学ぶ~

鵠沼幼稚園は、創立以来、遊び(Play)を重視した教育(*1)を行っています。
子どもたちは遊びを通して、自らの意思で活動や行動を学び他者とのかかわりを学び、自らを発見していく機会を持つことができます。本園では、園児の自主性を重んじる教育の実践を目指しています。一般幼児教育に加えまして、本園で行っています遊びを通した学びと成長の目玉である“泥んこ遊び”、そして3つの教育プログラムである<創作教育><英語教育>、<体育教育>について説明いたします。

どろんこ遊び

本園の特徴の1つに泥んこ遊びがあります。園児が泥んこ遊びをしているとき、保育者は、個々が発するアイデアを見逃さぬようにしています。そして、他の園児ともそのアイデアを話しあい共有していきます。泥んこの中に座り込む子もいれば、ひっくりかえって顔じゅう泥だらけの子もいます。また、上手く泥を避けて泥玉を作る子もいます。皆、それぞれが自分のアイデアをもって遊びを楽しみます。そして保育者は、一人一人がその活動の中で、自分の意見や行動がとれるようにサポートします。そして、他の園児とどこが違うのかなども気づかせて、互いに作り上げた泥んこ作品を称えます。このようなことから、園児たちは、遊ぶという楽しさの中で自由な発想を行い、コミュニケーション力、人と協力する力、そして新しいものを考え作り出す力(クリエーションの力)といったスキルを身に着けていきます。

創作教育

教育プログラムの1つめは、創作教育です。本園では、ここ鵠沼でアトリエを開いている美術専門指導員(子供の発想を引き出すプロ)を招き創作教育を行っています。ここでも遊びを重視した自由な発想により作品を作り上げていく教育を行っています。子どもたちに人気があるのは陶芸です。これは実際に粘土で作り、窯で焼き上げるところまで行います。子どもたちは、自分の作品が粘土の状態でなく陶器となる感激まで味わい、達成感と個々個性をその創作を通して意識し、成長していきます。また、保育者が一丸となって行う造形展も創作教育の目玉の一つです、大型段ボールを使って、全員で大きな作品を作ります。子どもたちは、みな楽しそうな笑顔をもって取り組んでいます。そこでは、友達と協力しながら、アイデアを出し合いながら1つの大きな創作を行うことにより、達成感を味わい、それぞれの個性の意識と成長が引き出されます。

英語教育

2つ目の特色は英語教育です。これから世界はグローバル化となり、英語は必須になります。鵠沼幼稚園では、英語を学ぶではなく、英語で遊ぶ、楽しい遊びの中から英語のスキルを身に着けることを推奨し、教育スキルの高い(米国大学出身で幼児教育トレーニングを受けた、とても明るく優しい)ネイティブの外人講師による英語教育を行っています。幼児はまず異分野の人と言葉(英語)に慣れることから始まりますが、ほとんどの園児は、たった1日で外国人の先生と仲良くなります。特に、おとなしい子ほど、そのコミュニケーションの発達は顕著です。そして、この時期にネイティブの発音を耳から聞いて頭にしみこませることが大切であると言われています。子どもたちは、英語で行う楽しい遊びの中から、英語の単語はもちろんですが、英語の基盤となる英語耳を養います。英語で遊ぶ子供たちの表情はとても明るく、楽しい時間となっています。

体育教育

3つ目は体育教育です。体育の専任教員により、専門的体育指導法に基づいた幼児体育の指導を行っています。身体の発育発達期、特に幼児期に行う体操(幼児体育)は、運動能力の向上だけでなく、豊かな人間性の育成に役立ちます。心身ともに力強い子どもたちを育てていくことが本園の強い願いです。子供たちは、体育の時間をとても楽しみにしていて、体育の先生とコミュニケ―ションを取りながら、しっかりしたカリキュラムのもと、思い切り体操を楽しんでいます。

 

*1 遊び(Play)を通して、自ら考えて楽しく学ぶ: 鵠沼幼稚園は、創立(1952年)以来、この遊び(Play)を重視し、教育の主軸にしてきました。米国シリコンバレーの 中心に、Apple, Microsoft, Amazonなどの先進企業の開発者の子どもたちが通う、ヌエバ・スクールがあります。その幼稚園年中・長において、近年この遊び(Play)は、子どもの自主性を重んじ、イノベーションを生み出す基礎を養う、先端教育メソッドの根幹をなす言葉となっています。